Heroku Key-Value Store のログ文とよくあるエラーの理解
最終更新日 2025年01月28日(火)
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Heroku Key-Value Store のサービスログとメトリクスログは、Fir 世代のアプリでは利用できません。機能が Fir に追加されたときに通知を受け取るには、Changelog の受信登録を行ってください。
当社では、平等に関する当社の価値観に適合するよう、インクルーシブでない用語を可能な範囲で変更しました。当社製以外のシステムに関する記述では、インクルーシブでない用語をそのまま使用していますが、当社では開発者コミュニティに対し、よりインクルーシブな表現の採用を奨励しています。該当する用語については、技術的な正確さのために必要でなくなった時点での更新を予定しています。
logplex に対する Heroku Key-Value Store ログは、アプリケーションのログストリームの照合と公開を行います。Heroku Key-Value Store イベントを分離するには、heroku logs
コマンドを使用してプロセスタイプ -p
フラグでフィルター処理し、アドオン名を指定します。
$ heroku logs -p redis-triangular-12345 -t
システムレベルの Redis アクティビティの表示に加えて、これらのログはアプリケーションによる Redis の使用を把握したり、一般的なエラーを診断したりするためにも役立ちます。この記事では、よくあるログ文、それぞれの目的、そして必要な処置について説明しています。
次のように、Heroku Key-Value Store のメトリクスのログにはプロセスタイプとして heroku-redis
が付記され、出力されます。
$ heroku logs -p heroku-redis -t
REPLICA OF …
2022-08-18T17:29:39Z app[redis-triangular-12345]: * REPLICAOF would result into synchronization with the master we are already connected with. No operation performed.
このログ文は、HA スタンバイがプライマリ Key-Value Store インスタンスに従っていることを Heroku Key-Value Store が保証していることを示します。
CONFIG REWRITE
2022-08-18T17:29:39Z app[redis-triangular-12345]: # CONFIG REWRITE executed with success.
このログ文は、Heroku Key-Value Store が Key-Value Store インスタンス構成の書き換えに進んだことを示します。このステートメントは、インスタンス設定を変更する必要がある場合や、設定変更をトリガーする場合は常に発生します。
Database Memory Close to the Limit
2022-09-12T07:27:33+00:00 app[heroku-redis]: source=REDIS_URL sample#used_memory_over_limit=10435336.0bytes message=Database memory close to the limit. Please upgrade your database plan or change your maxmemory policy.
このログは、Key-Value Store インスタンスがそのプランのメモリ制限の 90% を超えるメモリを使用している場合に表示されます。このログは実際に制限を超える前に確認できるため、アラートを作成するためにこのログを監視することができます。